描金漆器

正大明 · 大師手作

一点もの · 伝世 · 一器一銘

大師手作

すべてが漆芸匠人の手によるもので、素地作り、塗りから描金、研ぎ出しまで、数十の工程と数か月の時間を経て生まれます。複製も量産もせず、一器一銘で代々伝えられる器です。

正大明の大師手作シリーズは、工房で 30 年以上の経験を持つ熟練の漆芸匠師を選び、秦巴山区の天然生漆を骨とし、伝統の髹飾技法を魂として、一つひとつ手作業で制作しています。大きな作品では 12 回以上の塗りが必要となり、蔭房で数か月静かに寝かせたのち、瓦灰による研ぎ出しと描金の落款を経て、ようやく一器となります。

私たちは「一器一銘」を貫いています。すべての作品の底部に匠師の落款と番号を入れ、収蔵証明書とトレーサビリティ記録を添えてお届けします。東洋の漆芸の現代的な表現を、代々受け継がれる器にします。

三つの匠作の方向

描金、変塗、素塗り——数百年にわたって受け継がれてきた三つの技法は、大師の手の中でそれぞれに鍛え上げられた手順を持っています。

描金工房

金粉や金箔を漆に練り込み、黒漆や朱漆の上に筆を運んで線を描きます。山水、唐草、瑞獣など、さまざまな題材を描くことができます。絵師が一日に描けるのはわずか方寸ほど、細い筆遣いは髪の毛のようで、金の線は千年を経ても褪せません。

変塗・犀皮

異なる色の漆を何層も塗り重ね、専用の道具で文様を起こし、さらに層ごとに磨き出します。流れる雲や水のような文様は、二つとして同じものがありません。犀皮漆の自然な文様は、収蔵家の間で「漆器における抽象画」と評されています。

素塗りと研ぎ出し

文様を施さず、全体の素塗りと手作業の研ぎ出しだけで仕上げます。12 回の塗りと 9 回の研ぎ出しを経て、漆面は玉のように潤い、光を映すほどになります。「大道至簡」をそのまま形にした一品です。

今季の一点もの

一点ものの限定品で、売り切れ次第終了となります。器形と文様のオーダー予約にも対応しており、工期は月単位でお考えください。

描金朱漆の蓋付き壺 匠師の落款

描金朱漆の蓋付き壺

  • 技法朱漆の素塗り・手作業の描金
  • 寸法高さ約 28cm・一対
  • 工期約 6 か月
¥9,800 より より オーダーのご相談 →
黒漆描金の鑑賞瓶 一点もの

黒漆描金の鑑賞瓶

  • 技法黒漆・描金の唐草文
  • 寸法高さ約 36cm・単品
  • 工期約 8 か月
¥15,800 より より オーダーのご相談 →
犀皮漆の茶倉 一器一銘

犀皮漆の茶倉

  • 技法変塗犀皮・手作業の磨き出し
  • 寸法口径 9cm・台付き
  • 工期約 4 か月
¥12,800 より より オーダーのご相談 →

オーダーの流れ

一枚の器形図から一点の伝世の器まで、すべての工程で匠師と直接やり取りしていただけます。

器物選定器形と文様の方向を決め、匠師と相談して確認したうえで、手描きのデザイン画を作成します
素地作り木胎・脱胎・金属胎から器物に応じて選び、布着せ、灰研ぎ、研磨を行って器の骨格を築きます
塗り複数回の塗りと陰干しを重ね、その間に起紋や描金を施します。漆の性質に合わせて進めるため、急ぐことはできません
研ぎ出し瓦灰と植物油で手作業により研ぎ出し、漆面が玉のように潤い、内から光を放つまで仕上げます
納品匠師の落款と番号を入れ、収蔵証明書とトレーサビリティ記録を添えて、蔵家のもとへお届けします