第13回シルクロード国際映画祭が西安で開催されました。正大明は映画祭の指定サプライヤーに選ばれ、漂漆の作業着と大漆艺术ブローチ「光映丝路」を特別制作。千年の大漆工芸で映画の祭典を彩りました。

2026年秋、第13回シルクロード国際映画祭が西安で開幕しました。正大明文化産業集団は本映画祭の指定サプライヤーとして深く参加し、スタッフ向けの漂漆作業着と、大漆艺术ブローチ「光映丝路」を特別に制作しました。千年受け継がれてきた中国の漆芸と現代の映画芸術が、シルクロードの起点で時空を越えて出会う瞬間です。

シルクロード国際映画祭は、中国で唯一「シルクロード」を冠する国際映画交流イベントであり、文明の相互学習と文化の共融という使命を担っています。正大明の漆芸は1925年創業の百年の漆行に源流を持ち、秦巴山脈の漆林の植栽から生漆の精製、漆器の制作に至るまで、中国の漆の完全な産業チェーンを守り続けてきました。本映画祭との協働により、正大明は「漆」を言語として、東洋の器物美学と無形文化遺産の工芸を国際的な文化プラットフォームへとつなぎ、大漆を展示ケースからより広い時代の舞台へと運び出しました。

公式指定:正大明、映画祭の指定サプライヤーに選出

第13回シルクロード国際映画祭の公式パートナー体系において、正大明文化産業集団は「指定サプライヤー」に選ばれ、漂漆作業着と大漆艺术ブローチ「光映丝路」を提供しました。これは正大明の製品とサービスが映画祭組織委員会の審査を通過し、中国の漆芸が国際映画祭のサプライチェーンに正式な立場で入ったことを意味します。

漂漆作業着:一枚一枚が動く東洋の名刺

映画祭期間中、正大明がスタッフ向けに制作した漂漆作業着は会場でひときわ目を引きました。落ち着いた黒をベースに、胸元には正大明と映画祭の公式ロゴ。裾には伝統的な漂漆技法を用い、大漆が液面を自然に流れ、にじみ、重なり合って、シルクロードのような星河の文様を生み出しています。漂漆は二度と同じ文様にならないため、一枚ごとに表情が異なります。それはまるで、フィルムに焼き付いた二度と再現できない光影のようです。

「光映丝路」:胸元に宿る文明の対話

作業着と併せて、正大明は映画祭の招待ゲスト向けに大漆艺术ブローチ「光映丝路」を制作しました。振り返る鳳凰が翼を広げたかたちを主体に、シルクロードの流動するイメージとフィルムの光影の質感を重ね合わせています。文明の回顧、シルクロードの延伸、光影の共融を象徴するデザインです。天然大漆を基材に、螺鈿(らでん)象嵌と銀粉大漆を組み合わせ、採漆・煉漆・髹塗・象嵌・研磨・推光など数十の工程を経て仕上げられます。一品ごとに蔭房(いんぼう)での乾燥を幾度も重ねる必要があり、数週間から数か月を要します。

映画祭の海外広報大使・文俊輝(ウェン・ジュンホイ)、審査委員長・鮑徳熹(バオ・ドーシー)、そして「金絲路賞」最優秀男優賞のイヴァン・サヴォフ氏らが本ブローチを着用して公式ポスターに登場し、小さなブローチが中国の無形文化遺産と世界の映画をつなぐ精緻なシンボルとなりました。

漆林から光影の現場へ 一貫体制がもたらす底气

これほど格式の高い国際イベントの特注を担えるのは、漆樹の植栽から生漆の精製、漆器の研究開発から文創派生品までを一体化した正大明の総合力によるものです。集団は陝西・安康、湖北・恩施、重慶・城口、陝西・商洛、湖北・竹溪などに5,000ムー超の漆樹基地を展開。自社の漆林、自社工房、自社の職人体系により、特注品のすべてで原料の追溯、工程の管理、品質の保証を実現しています。

本映画祭との協働は、単なるブランド露出の機会ではなく、「中国の漆を、時代にもう一度見つめ直させる」という正大明の理念の実践です。今後も正大明は、産業化の手法で技を守り、市場化の言語で伝統を語り続けます。